20190726 OLが献血に行った話

・書こうと思って忘れてた。7/4のお話です。

 

・ずーっと行きたかった献血

記憶ではお兄ちゃんが高校時代によく行ってたイメージで、アイスとコーラ〜みたいなことを言っていたのが印象的かな。あとは大学時代に献血カーきてみんなで行ってたり。当時は私は喘息が割と出がちでずっとフルタイド・アドエア持ち歩いてたので行かなかったんですがその頃からずっと興味はありました。

 

・しかし誰も付き合ってくれない

ところがどっこい、私はグロ耐性がない(これは余談ですが昔の上司に「塚本さんグロだめなん?なんならそういうのばっか見てそうやのに〜(笑)」と笑って言われたことがあります。)ので1人で行くのがちょ〜っと怖かったためいろんな人をお誘いしてみた。ら、友人は「注射が怖い」「体重が足りない」「仕事が忙しい」などなど色々な理由でだ〜れも付いてきてくれない。基本的に400mlの全血献血は女の子50kg以上必要なのでそもそも基準値に満たない友人が多いこと、平日の受付が18:00までとかで仕事終わりに行けないなど割とハードルが高いこともあり結局行くタイミングをつかめず…。

 

・結局1人で行くことに

7/4、所用で有休を切っていたのですが、午前で予定が終わってしまい三ノ宮でぼんやり。時間ももったいないしもう行っちゃうか!と15時ごろにミント神戸15階の献血ルームへ。建物自体も綺麗だし、中もすごく清潔感がある!受付でサクサク書類を書いたり説明を受けている時に問題が。

「お昼ご飯たべましたか?」

「あっ!食べてません!

用事が済んでお散歩していたのですっかりお昼ご飯のことを忘れており、(よく忘れがち)どないしようなと思っていると献血始める直前の手続きは全て終わらせておくのでご飯食べてきますか?と言ってくださってサクッと近場でパスタを食べました。やっぱり食べてないとだめなんだって!そらそうよな!

だいたい16時過ぎには再度受付に向かい、いざ始めん献血!と思ったのですが意外といろんな手順があったので覚えてる範囲内でメモ。

 

1:手続きと登録

氏名生年月日住所年齢身長体重などを登録、簡単な説明と質問。

何万分の1の確率で採血の針が神経を傷つける可能性があるとかそういうリスクもきちんと説明してくれます。そうなっても治療費などは献血センター側が負担してくれるとかそういうところまで言ってくれるので安心だね。

時間あるし成分献血でもいいかな、と思ってたのですが初回は400ml推奨とのことでそちらで。400ml抜くからたくさん水分とってね〜と言われホットゆずを飲む。飲み物は紙コップ自販機があり全て飲み放題(無料)でした。

2:タッチパネルによる問診

その後は待合室でタッチパネル問診。持病や投薬の確認が中心だったかな、あと特に海外渡航歴が結構厳しかった気がする。ヨーロッパとかなんか色々行ったことありますか〜、何年ぐらいですか〜みたいな…。直近海外は韓国と台湾しか行ってないので私は特に何もチェック入れる要素なかったな。

その後待合室待機中にホットゆず(2杯目)をポチる

3:専門医による問診

しばらく待合室で待機した後、お医者様に2の回答を見ながらおんなじような内容を聞かれました、念のための確認かな?ここで気になっていた喘息のことを確認すると、直近で発作が出ていない、投薬を続けていないなら特に問題ないよ〜とのこと。ここ数年はでかい発作出てないし一安心!

ちなみに紙コップを置くスペースあるのでひたすらジュース飲み続けられます、嬉し。

4:血液検査

血圧測定、血液型のチェックとヘモグロビン血中濃度?のテスト。

血圧、私普段上でも100切るか切らんかなのに緊張からか115ぐらいで健康的ですね!て言われた、よかった。

血液検査は献血する側とは違う腕から少量採血されてチェックされます。私は針が刺される瞬間とか痛みとかは全然平気なんだけど如何せんグロ耐性皆無で、血が注射器に入っていくのが見れないと言う話を看護師さんにしたところ「なんで献血きたの?」と言われました。そりゃそうよね!でも来たからにはやります!

あともうこれが個人的にすごく感動だったんだけど、血液型の即時チェックで、AとBの薬液に採血した血を垂らして、Aが凝固すればA型、Bが凝固すればB型、両方凝固すればAB型、両方凝固しなければO型〜ていうのがあって、これがほんと10秒ぐらいで出る!すごい!

あとはなんか攪拌器みたいのに残りの血液を入れて濃度チェック。こちらも難なくクリア〜。ちなみにここにも紙コップ置けるので献血始まるまでひたすら飲んでました、ホットゆず。

 

・そしてやっと念願の献血へ。

美容院のシャワー用の椅子をやや倒したぐらいの状態のやつに座ります。目の前にはテレビ、枕元にはそれのスピーカーが付いていたので何の気なしに座って音鳴ってる!とびっくりしました。すご〜い!ていうたら看護師さんが微笑んでました。

イソジンで消毒後いざ採血!ここでも管に自分の血が通っていくところなんて絶対見れんわと思ってひたすら目を逸らす。ほんとなんで献血したかったんだろうね私。

サクサクと針を刺され、固定され、腕にはタオルを掛けてくれるので上記のシーンを見ることなく過ごせました。ローポニーにしてたので凭れづらかったな、今度は髪の毛おろしていこうと思いました。

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ちゃんとこれしてね〜と言われてやる。

あとは血流良くするためにカイロみたいなのおててに握らせてくれました。

流れた血液が左側にあるパックに入ってくんだけどそれが一生ウィンウィンいいながら撹拌されてた。そのまま流し込むと凝固するのかな?なんか成分偏るのかな?ちらっと見たら結構な量の血入っててヒエッとなりましたが逆に管を通ってる血よりかは見れた。規則的なウィンウィン音も気持ちよくてちょっとウトウトしましたが15分ほどでサクッと完了。机の上の紙コップはもちろんホットゆずです。

 

・30分の安静タイム

貧血などの可能性があるため献血後30分は絶対安静なんだそう。初回なので念のため、と33分ぐらい?のタイマーを渡され待合室へ。アイス一つお好きなのお食べください!と言われチョコモナカ、とホットゆず。

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ミントの15階の景色が気持ちいい窓際でぼんやり。携帯の充電器も貸してくださり優雅に30分ほど休憩。

 

・ラブラッドの登録

休憩中に献血web会員サービス「ラブラッド」の登録を勧められ、これを使うと献血記録の確認や予約まで(!)webでできるとのことだったので登録してみました。

 

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全血や成分など献血にも種類があるらしく、それによって次できる日がかわるとのこと、それが一目で見られるのですごくわかりやすくて良かったです。ちょっぴりゲーム感覚で楽しめるのも素敵。

登録の粗品献血のお礼、説明や献血カードなど諸々いただき帰路につきました。

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乃木坂ちゃんがいまコラボしてるらしく色々もらいました。飛鳥ちゃん顔ちっせ!

初回説明込みでだいたい1時間ぐらいかな?思ったよりサクサク出来ました。

 

・感想とかよかったこと

まずは普通にホスピタリティが高かったです、スタッフさんみんなとっても気さくで物腰柔らかい方が多かった。日とか場所にもよると思うけど…お昼ご飯食べてきてなかったのに色々と手配してくださってありがとうございました…。

あとは清潔感あるし、ジュース飲み放題だし、アイス食べられるし。日によってはタロット占いや似顔絵?などイベントも開催しているらしいです。

なにより一番嬉しいのが1時間ぐらいで「誰かの役に立つ(のかもしれない)」という気持ちになれるところかなあ。実際に行ってみると献血や輸血について興味持って調べるきっかけにもなるし、なるほどこういうところで使われているのかと知れたりするのも面白い。

あとは終わって自宅でこの話をしたところ、私の祖母も過去病気で輸血をしてもらった経験があるらしく、そういうのを聞くとより一層いいことしたんかもしれんな…という気持ちになれて良かったです。

そして血液検査をちゃんとしてくれるし結構早いこと結果が返ってくる。こちら上記のラブラッドのページのスクショです。

 

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この他にも数項目、血液の健康状態について数値で教えてくれます。何がどういうこと〜みたいな説明はありますが如何せんよくわからなかった(ちゃんと読んでない)

赤文字箇所だけ標準値外とのこと。わたしはALTがちょい低いとのことでした。会社の健康診断で細かいところでない人はやってみてもいいかもね!普通にこれ検査すると5000円ぐらいかかるらしいよ!

 

・なかなかむつかしいな〜とおもったこと

やっぱり血液に関することなので制約は多いなという感じでした。病気・投薬・タトゥーはもちろん、ピアス開けると半年出来ないのは驚き。あとは6ヶ月以内の不特定多数or新たな異性交遊、男性同士の性的接触がNGとあったけど半年以内で恋人変わって性的接触もダメなの?(一応新たな異性交遊に該当するのか)

あとは営業時間がちょっと短いなということ。平日18:00までだと社会人はなかなか行けないよね〜、土日に行くしかない…。あとはお暇な大学生に是非…と言いたいところだけどピアス開けたりするよね、恋人も変わったりするよね…。

あとは400ml献血を推奨されることもむつかしいなのひとつかな〜。輸血の時に副作用のリスクを防ぐためにあまりいろんな人の血液を混ぜて使いたくないらしく(たとえば1.2L必要な時は200mlを6つではなく400mlを3つ輸血するのが理想)、200mlはあんまり必要とされてないみたいで、400ml献血を基本的には推奨されるみたいです。わたしデカくて良かった〜。

でも成分献血という血液の一部だけを取るやつなら45kgぐらいからいけるはずなので、細い子も是非公式サイト読んでみてほしい。普通の献血よりも時間かかるけど…。

きちんと検査されてから使用されるので、ダメな時はダメで採血に至らんかも知れないし、したとしても破棄されるし、とりあえず行ってみるか!というのもありかも知れません。もちろん上記の規定をクリアした上でね!

 

・結論

私は色々知るよいきっかけになったし、自分が割と健康ということも知れたので誰かの役に立つならもう一回行きたいな〜という気持ちです。成分献血なら来月ぐらいから出来るし友人ズで興味ある子は是非行ってみよう!本日は以上です!