タイトル通り11/18、無事神戸マラソン42.195kmを完走してまいりました。
自分の備忘録的な意味と「楽しかった！」ということを世のOLに伝えるために当日の感想を書き残していこうと思います。
そもそもなんで急にフルマラソン？ってところからなんですが、よく行く飲み屋にて私が趣味でランニング(5-8km)をちょくちょくしているという話をした所、神戸マラソン出場経験のある店長が「でてみなよ！ていうかみんなで出てみるか！」と言い出したのが最初でした。
倍率も高いし受からんだろう！とノリと勢いで10人ほどで応募。結局最終的に参加できたのは3人（男性１名・女性1名・私）でした。いや店長落ちてますやん。
しかしまあ参加費1万円以上するし払った以上は走るしかねえな！という事でぼちぼちトレーニングを行い…トレーニングについても別記事でまとめたいな、なんせ今年の8月まで人生において15km以上走った事なかったから…。
というわけで当日。
参加した女の子は2つ歳下で（以下Aちゃん）今回は基本的にその子と一緒に過ごしてました。
眉毛以外すっぴんですのでお顔は隠します。全体的に黒いほうがわたくし！Aちゃんピンクでめちゃ可愛かった(また似合うんだなあ〜これが)
私もAちゃんも第２ウェーブで出走は9:15、セレモニーなどはブロック後ろ過ぎて全然わかんなかったので割愛。
出走前はこんな感じ。無限に続く人たち。
でなんかそんなこんなであっピストル鳴った？みたいな超ふんわりしたスタート。スタート近くに母校の高校の子たちがいてちょっとハッピーになったりしつついざ走らん〜ちなみに高校時代は合唱部で運動とはマジの無縁でした。
最初はコース的に曲がり角が多数あるのですが、２つ目の角くらいに飲み屋の店長が速攻応援きてくれててAちゃんと大盛り上がり。序盤沿道の応援団の方々が声を上げる所私とAちゃんが店長の名前を叫びまくる異様な光景に。
7km地点では高校時代の友人が待機してくれてました。(別の予定あったらしいのにわざわざ！）今回は大体の位置を追えるアプリがあったのですが、ちょっとラグがあったみたいで彼女の想像よりはよ着いてしまってろくに触れ合うこともできずだったのが心残り（立ち止まると死ぬタイプなので応援基本秒でスルーしてマジでごめん）。でも知ってる顔がある安心感が本当にすごかった！思わず頬が緩みました。
完走後の連絡にて。この一言だけでもめっちゃ元気でました、また参加するかは要検討です！！！
12kmあたりから会話も減りじわじわきついな〜という感じ、13kmで一度トイレ休憩を挟み、ちょっと回復。
お手洗い並んでるとこですが写真見る感じそこそこ元気そう。
そして15kmでゼリーをもぐもぐ、ぬるくてクソまずい。16-7km辺りで応援に来ていた両親の前を通る。どうもアプリのGPSがバグって15km地点でランプが止まっていたので、リタイアしたと思っていたらしく驚いてました。（後々聞いたらみんなあの辺バグってたっぽい？）
膝になんとなく違和感を感じ、ここで走りもってロキソニン服用。全然効いてる感じなかったけど飲んでなかったらもっとやばかったんだろうか…謎です。
折り返しの19kmまでは一緒に走ろう！ということでAちゃんとひたすら走る。
18km辺りで親友ちゃんが待機してくれており、見逃したくなさ過ぎて素人の癖に走りながら電話する暴挙。おかげで巡り会えました。親友ちゃんは神戸マラソン経験者で後々まじ最高のサポートをしてくれます…ラブ
直前のやりとり。たくさん教えてくれて本当にありがとう…😭
19km折り返し過ぎでAちゃんのご家族よりお水をいただき、Aちゃんはちょっとおしゃべりするとの事でしたが私は先述通り立ち止まったら死ぬ(2回目)のでAちゃんから離脱。20kmでまた顆粒アミノ酸みたいなのもぐもぐ。ちなみにAちゃんは友人知人の応援全てに足を止め写真を撮り対応する神っぷりでした…すごいぜ…！
そして復路で再度親友ちゃんに会う予定が見つけられずスルー。笑
そしてこのタイミングで一緒に参加していた男性が17.6km関門の足切りにあったという報告を受ける。
飲み仲間LINEにて、この辺までは普通にLINEしまくってた。
序盤は確かに割と足切りギリギリだったもんな〜、想い託されたので頑張る私たち。
23km辺りで飲み友ズが待機とのことで塩屋まで頑張る、わざわざ車出して3人きてくれました。（1人ハイタッチミスってできなかったごめん） 今記録見たら25kmまでは7分/kmちょいでほぼほぼブレなく走ってるっぽい。35-37分/5km！
キツイよ〜！と思いつつ現在地知らせるために撮影。
そしていよいよこの辺りからきつくなる！
25km前後でがくんと膝にきました。30kmまでは止まらない…と思ってましたがこの辺りから1km走ってちょっと歩いて…を繰り返す。それでもせめて30kmまでは…と思い8分/kmぐらいでひいひい言いながら走ります。が30kmで完全にウォークに。
ここでAちゃんに抜かされ、（体力すげえ）とりあえず完走が目標だから自分のペースで…！と気持ちを切り替え。ここらへんがほんとうにしんどかった〜。走りたくても足が重た過ぎて走れない、と思っていたら32kmで店長再登場。大声で名前を呼んでくれて「止まるな！せめて歩け！止まると辛いぞ！」とめっちゃ声援を送ってくれました。その横には飲み友3人衆も…本当に沿道からの声援は大きい、カッコ悪いところは見せられんな！と思い33kmまでは走ります宣言。
しっかり33kmまで走り、しかしまた歩き…を繰り返していると34kmで親友ちゃんがエアーサロンパスもって待機してくれているじゃありませんか！！！！神！！！がっつり使わせてもらって、ちょっと立ち止まって「ゴールでコーラ持って待っててくれ…」とクソ図々しいお願いをしてまたちょっと走る(コーラフリーク)。
ご覧の通りこのへんから歩く人が結構見られる。しんどいもんね…。かくいう私もここから2-3kmぐらい歩いた気がするな〜。
しかし残り10kmを切り沿道の声援もどんどん増えて…ていうか沿道めっちゃコーラあるやん？
なに？夢？思い通じた？と思いながらめっちゃ飲んだ。すき、コーラ。
調べたら30km以降は糖分の摂取にいいとか炭酸の爽快感で精神的なサポートになるとかでコーラ差し入れてくれる方が多いようでした。マラソン最高。
そんなこんなでもう30kmぐらいから飲み物飲みたい欲が爆発して給水ポイントで4杯ぐらい飲む。VAAMくれ！と思ってがばがば飲んで甘え！水くれ！となり水がばがばを繰り返す。給食はバナナとちくわしか食べてません。ちなみに17kmでリタイアした友人はバナナ4本食べたらしいです。4本？！
そんなこんなでちょっと足の重たさにも慣れてきてモザイク入った辺りから神戸大橋へ続く車道までは再度走りだし、心臓破りの坂はマジで吐きそうだったので歩き、傾斜がなくなったら再度走るという感じで割とペースよく走りました。
ここ走れるの本当にワクワクした〜
そしてここを抜けると頭上に広がる空！眼下に広がる神戸の海！きもちいい！
変なアングルの写真ですが海もポートタワーも一望できちゃう感じ！神戸ならではの景色でした。
この景色見られるだけで結構グッとくるものはあったな〜と今でも思います。あそこ走るのめっちゃ気持ちいい。
そして待望の神戸大橋が目の前に！長い道のりだったよお〜号泣
あとどこの沿道のスタッフさんも素敵だったけど、坂登った辺りからゴールまでの沿道のスタッフさんがもう本当にすごい一生懸命応援してくれるんですよね、それが本当に活力になる。目を見て応援してくれたり、ハイタッチしてくれたり…きつくなるとあえて端に寄って声援もらいに言ったりしてました。
個人的に好きだったのは「笑顔で走れ！ちゃんと笑顔で！家帰って録画確認するからな！」と叫んでたスタッフの男の子。周りも思わず笑顔になってました。
橋でもう止まろうかな…と思っていると奇跡的にAちゃんと合流。だったらこっからノンストップで走っちゃおう！ということでひたすら2人で走る走る。40km超えたぐらいで合流したので、完全なハイ。めっちゃ喋る。笑
ラスト1km手前で沿道の応援スタッフ2人（おそらく女子大生）が「頑張れ！」と声をかけてくれたので「ありがとう！」と返すと「おねえさんたちきれい…」という声が聞こえてきたのでより一層頑張る私たち。（チョロ）スタッフ指導がよく行き届いております！！！！！
最後の角でまた飲み屋メンツ＋リタイアしちゃったお方が待機してくれており、ラストスパート！直線ルートではAちゃんの彼氏もおり益々盛り上がり、最後はAちゃんと手を繋いでゴール。
結果は5時間34分。歩いちゃったけど時間内ゴールもできたし、目標の6時間も大幅に切ることができたので大満足です。
ゴール後メダルとフィニッシャーズタオルを受け取り記念の一枚。偶然にもピンクとブルーで良きコントラスト（ランニングパンツがブルーでした）！
そんなこんなで25歳運動経験皆無なOLでも初心者平均タイムと言われる5時間半で無事完走できました。（まあ神戸マラソンは完走率95%前後という大変イージーな感じでございますけれども！）
冒頭にも書いたとおり、感想は本当に楽しかった！というのが強いです。めちゃくちゃしんどかったけど。友人知人の応援はもちろんたくさんの方の協力があっての大会で、そういうたくさんのパワーが背中を押してくれたんだなあとひしひしと感じる1日でした。応援来てくれたり連絡してくれた皆さん本当にありがとう！！！！
ちなみにお家帰ったらゴール後出会えなかった親友ちゃんから本当にコーラとコールドスプレーの差し入れがありさらに心が温まりました。愛が深い！ありがとう！
これで胸張って趣味ランニングって言えるな！しばらくフルは遠慮するけどね！
おしまい。
